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私は骨である。
そんな私は生前、巫だった村の儀式を司る若く美しい巫だった。
神に使え、村を守るお役目を授かった心優しい巫だったのである。
そんな或日村を飢饉と疫病が襲った。私は必死になって神様に祈りを捧げた。
それでも飢饉や疫病は、収まる気配は無かった。
私は私の生まれた村を守りたかった。私が愛した村人立ちも、自然も全て守り抜きたかったのだ。私は進んで人柱になる決意をした
私は村長にその事を伝えた村長は反対した。彼方が人柱になったら、飢饉や疫病は収まるかも知れない。だが、そのあとにおこる、災いを彼方なしで乗り切る事は出来ない。村長はそう言った
そんな村長に私は言った。私がこの村の守り神になりましょう。私が愛したこの村が未来栄劫栄ます様祈りながら………
三日後私は、この大好きな、私の愛した村の守り神になった。
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