夏の終わり

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?「レモンの蜂蜜付けだよぉ~。」 天使ような声に、透き通るような白い肌。そうだ。聖学マネージャー 姫岡 若菜だ 岩「はいはい!いただきますっ。ていうか、こっちに来てくださいっス!」 姫「明くん、どうしたの?」 聖学エース 根本に尋ねる 根「暑さにヤラれたんだろう。」 岩「ありがとうございますぅ。若菜さん。癒されますぅ。」 姫「こんなでよければ毎日持って来るよ?……」 岩「本当すか?いやぁ嬉しいなぁ。おっっ俺、いや、僕がんばりますぅ。」 ?「こっちも頼む。若菜チャン。」 姫「はぁ~い。」 若菜を呼んだのはコーチの滝沢 和宏だ 滝「いやーありがとう。このために来てるようなものだよ」 滝沢は若菜にデレデレなのだ 岩「滝沢のやつぅ。若菜さんになんちゅう態度をっ……」 南原 篤人「滝沢は若菜に対してすごいからなぁ。」 野球部のツッコミ担当、南原が言う。 工藤 孝夫「いやでも、若菜は鈴木に惚れてるみたいやでっ?!」 その発言に対し 姫「工藤くんっ。変なこと言わないでっ!」 顔を赤くして言う 根「わかりやすいな。」 岩「いいないいなっ。鈴木先輩。」 工「けどまあ…あいつはどう思ってるのかしらんけどな。」 鈴木は篠田や山本と笑いながら話している。 嶌「恋愛か…。恋なんてしてる場合じゃないぞ。甲子園…行くんだろ?」 全「はいっ!!!」 嶌「まぁ若菜は別だけどねっ。」 姫「先生までっ。やめてください。」 山本 聡が笑いながら 山「教師なのに…」 神田 正二もそれに同意し 神「バカばっかりだ。」 嶌「よっしゃ。ノック1000本だぁ~!」 全「ハァァ~~!?」 …………… 工「じっさいどうなん?若菜、結構本気だぜ?」 鈴「分かってる。気持ちが…まだだから……。」 工「過去は戻らんし…。もう忘れても。」 鈴「……そうだな。」
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