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和は、俺にお礼を言い、走るように帰って行った。 きっと和は上手くいく。 だって、あの頃の仁は今の仁と何も変わらない。 …そう信じてる。 あ~あ、俺も、仁に会いたくなっちゃったな。 そんなことを思っていたら、以心伝心? ♪♪♪♪♪♪仁 「もしもし?」 「亀?今日、和と会った?」 出てすぐそれかよ。 やっぱり過保護にしてるんだな…。 「うん。色々話したよ。…あ、仁?和とキスしたんだって?それ以上できなくて残念だったな。」 ガチャンと携帯を落とした音が聞こえた。 フフッ、焦ってる(笑) 「あ、あの、いや、何だろうな?」 「わかったから、焦るなって」
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