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「もう和、帰った?」 心配そうな仁の声。 「うん、もうずいぶん前に、俺んち出たよ。」 和、何してんだろう。 俺ん家出てから、何時間経つんだよ? もしかして……もう一人の仁のとこへ? あいつは俺だろ? だったら思い立ったら、すぐ行動するんだった! 仁に、和と話した事、報告しなきゃ。 「仁、今から、お前んちに行くから。」 俺は、急いで仁の家に向かった。
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