Ⅷ
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「ねえ、仁?俺は、きっとずっと仁を好きでいるんだね?だって、今の仁も大好きだもん」 俺の腕の中で、そう呟いた。 俺もそう思う。 昔のお前も、今のお前も大好きだって。 「そうそう、洋服持って行けよ。せっかく買ってやったんだから。」 「うん。」 和は紙袋に、大事そうに荷物を詰め始めた。 本当に、嫁に出す心境ってこんなだろうな…って思う。 でも、俺達はもう2度と会えないのかもしれないね。
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