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2時間程寝ていただろうか、そいつはやっと目を覚ました。 「ん~、寝ちゃった。…仁?」 寝室から聞こえた声に俺は驚いて、ベッドに駆け寄った。 「大丈夫か?寝てなかったのか?」 いや、待てよ。 心配してる場合じゃない! もっと聞くことあるだろう? 俺が次に話そうとしたら 「あの…仁…だよね?」 こいつ、いまさら、俺の名前を確認しやがった。 「やっぱり、カッコイイや。」 「…………」
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