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ベッドに入って寝ようとしていたら、ゴソゴソと音がする。
寝室のドアの所に、クッションを抱えて和が立っていた。
「ほら、こんなに空いてんだから、入んな。」
布団をめくると、恥ずかしそうにベッドに入ってきた。
そんなに恥ずかしがられると、俺だって恥ずかしくなるだろ!
しばらくすると、和が
「仁は、その亀っていう友達は好き?」
そう聞いてきた。
何で?
俺は和の方を向くと、
「う、うん。好きだよ」
そう答えた。
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