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亀の瞳は、形は和の瞳と一緒なのに、どこか艶めいてて、俺の心拍数が上がった。
「ほら、赤西、行くぞ。」
俺は亀の後をついて、現場に向かった。
今日が終われば、明日はオフ。
いつもなら、亀に断られるのを覚悟で誘うとこだけど、明日は和と買い物に行こうと思ってる。
よく考えれば、あいつ、俺の洋服ずっと着てんだよね。
それが、ダボダボで可愛いの。
でも、ずっとそんなんじゃ、可哀相だし…
買ってやんなきゃな。
和の姿を思い出して、笑ってしまった。
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