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和は優しく、俺に問い掛ける。
「亀？俺が仁とキスして、嫌だろ？」
「………」
「嫌だって正直に言えよ！仁が好きだろ？なあ？」
和はそう俺の顔を覗きこむ。
そりゃ、誰かとキスしてるなんて嫌だ。
でも、和にだと、知らない誰かより腹も立たないんだ。
それはきっと、自分だから……。
「和…。俺、仁に好きって言っていいと思う？」
和は嬉しそうな顔をして、俺に抱きついてきた。
「うん、うん。仁、喜ぶよ。」
何でおまえがそんなに喜ぶんだよ(笑)
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