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ゆい「先輩達何をやってるんですか?」
部室の裏を覗いたら…
口紅を持った仁王先輩と
それに抵抗する真田先輩…
真田「さ、颯輝っ?!」
仁王「なんじゃ、颯輝か」
ゆい「何してるんですか…?」
私が怪しい目で二人の先輩をジロジロと見て
真田「こ、これはだな」
言い訳するように真田先輩が言いだす
真田先輩、目合ってないし…
しかも、顔赤すぎ
仁王「真田がのぅ、女子はどうしてそう化粧をしたがるのだ?と聞いてきたから化粧をしてやるとこだったナリ」
ゆい「へー…そうなんですか」
私は冷ややかな目で真田先輩を見てにこっと笑い
真田先輩、女の人と付き合ったこと…ないんだなぁ
私は自分に囁くように心の中で言い、ふぅと息を吐いた
仁王「颯輝は化粧しないんか?」
私は…したいけど
ゆい「私する機会がないし、それ以前に似合わないですし」
私こんなんだし…
化粧なんて夢のまた夢だよ
仁王「似合うと思うんじゃがのぅ」
苦笑しながら仁王先輩が言うから私は
ゆい「そんな冗談言わないでくださいよ」
こんなに冷静を保ってるのに顔は熱を持って真っ赤…
て、照れるっ…
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