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そんな二人を見て夜城が口を開いた。
「貴女方も翔んだ者とお見受けできる・・・貴女方が白と黒の者でしょうか?」
「「!!?」」
誠咲と誠海は、夜城の言葉に目を見開き顔を見合った。
「・・・どうやら本当の様ですね・・貴女方には、常に敵が現れ味方が現れるんでしょうね」
「え?敵と味方?」
夜城の言葉に誠咲は、素っ頓狂な声を出した。
「はい、味方は、もう何人かは、居るのでしょ?聞いた話では、暁のチームだと耳にしました。」
「「暁ぃ??」」
夜城の言葉に二人は、更に不思議そうな表情を浮かべて首を傾げた。
「あれ?お前等自分のチームも知らんの?あり得んしぃ~」
「殺 す 。」
「ストップぅうう!!!」
朝城が話に割り込んで来たため誠海を止めに誠咲は、必死になった。
「朝、いい加減にしなさい・・また、殴られたいの?」
どうやら夜城も朝城には、手を焼いている様だった。
黒いオーラを纏って朝城を睨んでいた。
「そ、それでチームってどういう事?」
誠咲は、話を戻すためにそう切り出した。
「この時代に翔ばされた者達が手を組む事をチームと呼んでいます。・・ちなみに私達は、シン兄弟のチームです。」
「シン兄弟??」
誠咲は、訳が分からなくなってきたようだ。
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