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「簡単に言えばリーダーの名がチーム名になっていると言う事です。」
「シン兄弟は、なぁ兄のシンツィートと弟のシンツィーニの事なんよぉ」
朝城が話に割り込んできたが今回は、誠海は、抑える事が出来たようだ。
「って事は、僕等は、その・・暁って人がリーダーのチームって事??」
「そうなるしぃ~」
誠咲の言葉にうんうんと頷きながら答える朝城
「・・・ってか、お前土方から逃げてきたのか?」
「いや、伸してきたんよぉ~」
「「・・・・・」」
朝城の言葉に二人は、嫌な予感しか浮かばなかった。
(伸して・・・手配書の準備しとこうかな・・)
(これ、やっぱ殺っといた方がいいんだって)
二人の考えは、同じようで少し違っていた。
「たしか、暁のチームは、湍水兄妹、螢の双子、ベニティアとセンディートのハズですが・・」
「ぶふっ・・!!!」
「うわ、この間の面子だし・・・いつの間に俺等が入ったんだよ」
夜城の言葉に誠咲は、吹き出し、誠海は、滅法嫌そうな顔をした。
「チームは、チームの者達が決めるんよぉ~満場一致に限るんだけどぉ~」
朝城の言葉に誠海は、キッと朝城を睨み付けた。
「拒否権は?」
「無いですよ。拒否すればどのチームにも入れない・・・例外は、居ましたが」
誠海の言葉に答えた夜城だったが目を細め視線を反らした。
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