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「で、どうするの?」
蓮の分身は岩の上に立ったまま動かない。
こちらの動きを見るようだ。
「うーん、まぁいつもの通りお前が突っ込んで、俺が魔法で援護かな」
「了解、作戦は?」
「俺が背後に周って一撃で決める、それまで耐えられるか?」
「当然!」
煉香はそういうとスピードを上げて分身に向かっていった。
(速過ぎだろ…)
そんなことを考えながら、煉香の援護の準備を始める。
「さて私は…“閃光に坐せ!シャネリー!”」
すると煉香の指輪の守護石が光りだし、少し大き目の長剣へと姿を変えた。
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