1章 すべての始まり

15/32
前へ
/34ページ
次へ
「ナイスかずま!!」 「まだだ、さて…どうくる…」 一真はドームを見つめていた。 「そろそろ俺の分身も本気を出す頃かな?」 蓮がそう呟いた次の瞬間。 「…ライ・シュドルク」 分身は小さな声で魔法を発動した。 「くそっ、そうきたか」 分身の頭上から雷が落ちる。 その雷でロッグレッジのドームは破壊されてしまった。 煙の中から現れた分身は全身に雷をまとっていた。 ライ・シュドルク…蓮の2段階目の肉体強化魔法だ。 スピードは一真の魔法と大して変わらないが攻撃力は桁違いだ。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

48人が本棚に入れています
本棚に追加