1章 すべての始まり

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「あれを食らったら終わりだな…」 (こうなったら仕掛けるしかないか) 「煉香ちょっと来てくれ」 数秒で煉香がやってきた。 「なんか思いついたの?」 「あぁ、作戦って程じゃないがやる価値はある」 「あたしはどうすればいい?」 「俺が2段階目の肉体強化魔法を使ったら、お前は全速力で分身に近づけ」 「分かった、その後は?」 「まず分身を挟み撃ちにする、そっからは俺がやる」 「了解、それまであたしは陽動ね」 「そっ、じゃあ頼むよ」 「うん!」 なぜか嬉しそうにそう言って煉香は分身のところへ走っていった。
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