1章 すべての始まり

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「遅いぞ~お前ら」 青年が岩から降りながら話してきた。 「蓮さんが早すぎるんですよ」 この人は霧島蓮、俺達の班のリーダーだ。 ちなみに蓮さんには特別な力が…この話はあとでいいか。 「そうですよ、蓮先輩絶対魔法使ってますよね」 「それは秘密だな」 「まったくいつもそう言うー」 一真はあきれたとばかりに、話を聞いていた。 「ん、どうした一真?」 「いやー、なんで毎回こんな遠いところで訓練するのかと」 一真はついに聞いてみた。 「それは、ここが一番訓練しやすいところだからだ」
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