終わりの始まり

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「僕の世界をぉぉぉ!!!!」 ジルディアの一部であるラザリスが暴走を始め そこら一帯を炎で焼野原に変えた 「止まって!!、お願いだから話を聞いて、ラザリス!!」 桃色の髪を紅葉の髪止めでまとめた世界の歴史を受け継いだ少女 カノンノがラザリスに叫びかける 「うるさぁぁぁぁい!!!」 ジルディアの根みたいなものがカノンノに遅いかかった 「っ!!!」 咄嗟の事に反応ができないカノンノ 「やらせない!!!『獅子戦孔』」 カノンノに当たる寸前に横から獅子の姿の闘気が根を吹き飛ばし、一人の少年がカノンノの前に降り立った 「大丈夫!?」 「ノイル!! ありがとう!助かったよ!!」 駆け寄ってきた少年ノイル 世界樹より生まれた自由の象徴<ディセンダー>である 「油断するしないで! 僕は、カノンノに怪我して欲しくないから…」 「……ノイル///」 見つめ合う二人… の上をいくつもの弾丸が飛び越え迫っていた根に当たり爆発した 「こんな時にイチャイチャするなぁぁぁ!!?」 赤髪の気性の荒い弾丸娘イリアが怒鳴りながら銃を乱発していた 「「ごめんなさぁぁぁい!!」」 二人並んで逃げ出す 「ふざけるな!!」 ラザリスはレーザーを撃とうと構えたが… 「この瞬間を待ってたぜ」 剣を持ったがリッドがラザリスに斬り掛かる 「ぐっっ!?」 不意を突かれたラザリスは根を振り回しリッドを引き剥がした 「チッ浅いか」 リッドが与えた傷はラザリスの表面を軽く削る程だった… 「でも… 次で決めよう…」 「……ノイル 覚悟決まったの…?」 不安そうに見つめるカノンノに優しく微笑みかけてノイルは、答えた 「うん… 今は未だ一緒にいることはできないけど…」 ノイルはそこで一旦言葉を区切りラザリスを見た 「いつか一緒に生きていける日がくるから それまで待ってて貰う…」 「それがノイルの答えなんなんだね」 「うん!」 カノンノは数秒目を閉じ 「わかったよ その為に今は少しのさよならをしなきゃ…」 「行くよ、カノンノ」 走りだすノイルとカノンノ 「ディセンダー!!!!!」
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