プロローグ

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毎日をただ普通に生きるということは別に悪いことではないと思う。 だけど、あの頃の私はあまりにも普通すぎて、ましてやマンガでよく見るようなロマンチックな恋に憧れる訳でもなかった。 だから、いつだって見逃してしまいそうだった。 とても忘れられないような恋…そんな大事なことさえも。 もしもあの時、違う行動をしていたなら…なんて後悔は絶対にしない。 自分の選んだ道が、自分の今立っているこの場所が、正しいと信じているから。
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