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恵「次は私だよ!!風よ・・・・・・刃となって・・・・・・何だっけ?」
蒼「・・・・・・。」
恵「ちゃんと覚えてるよ!?ホラ、アレだよ!!うーんと・・・・・・もう!!めんどくさい!!バラバラになっちゃえ!!エアスラスト!!」
エアスラストとは相手のいる位置に風を発生させ、その風が相手を切り刻むという風属性の中級の術である。
蒼「オイオイ、バラバラにしたらダメだろう・・・・・・。
それと詠唱が覚えにくいのなら、詠唱を簡単にすればいいんだ・・・・・・。」
恵「なるほどね。
ありがとう蒼牙!!」
恵が蒼牙に微笑んだ
すると、蒼牙が誤魔化すように
蒼「べ、別にお前のために言ったんじゃない。
実戦で足を引っ張られたら、自分の死に繋がる可能性があるからな・・・・・・」
蒼牙がそう言うと恵が茶化すように言う
恵「照れちゃって~。」
蒼「うるさい!!」
すると、完全に忘れられていた師匠が
師「ぐあぁぁぁ!!」
と、うめき声をあげる
恵「あ、師匠のこと忘れてた・・・・・・。」
師「ひ、ひどい・・・・・・。」
と風に切り刻まれながら、呟く師匠。
蒼「次はお前の番だろ・・・・・・。」
と言い、桜の方を見る蒼牙。
師「また、俺は無視ですか・・・・・・。」
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