修行 ②

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恵「次は私だよ!!風よ・・・・・・刃となって・・・・・・何だっけ?」 蒼「・・・・・・。」 恵「ちゃんと覚えてるよ!?ホラ、アレだよ!!うーんと・・・・・・もう!!めんどくさい!!バラバラになっちゃえ!!エアスラスト!!」 エアスラストとは相手のいる位置に風を発生させ、その風が相手を切り刻むという風属性の中級の術である。 蒼「オイオイ、バラバラにしたらダメだろう・・・・・・。 それと詠唱が覚えにくいのなら、詠唱を簡単にすればいいんだ・・・・・・。」 恵「なるほどね。 ありがとう蒼牙!!」 恵が蒼牙に微笑んだ すると、蒼牙が誤魔化すように 蒼「べ、別にお前のために言ったんじゃない。 実戦で足を引っ張られたら、自分の死に繋がる可能性があるからな・・・・・・」 蒼牙がそう言うと恵が茶化すように言う 恵「照れちゃって~。」 蒼「うるさい!!」 すると、完全に忘れられていた師匠が 師「ぐあぁぁぁ!!」 と、うめき声をあげる 恵「あ、師匠のこと忘れてた・・・・・・。」 師「ひ、ひどい・・・・・・。」 と風に切り刻まれながら、呟く師匠。 蒼「次はお前の番だろ・・・・・・。」 と言い、桜の方を見る蒼牙。 師「また、俺は無視ですか・・・・・・。」
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