あの日のこと

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俺の家族はとても仲の良い家族だった・・・・・・ 今思えばその頃が一番幸せだったのかもしれない・・・・・・ とても優しくて、家族みんなを支えてくれている母と 厳しいけれど剣の修行を手伝ってくれたり、勉強を教えてくれる父、 頭は悪いけど、とても弟思いの2歳上の兄 そして、まだやんちゃだった8歳の俺・・・・・・ その頃はあまり知らなかったが、俺の家は相当な金持ちだったらしい、その上、神樹家は、魔族と戦うために神がこの世界に送った世界の救世主らしい、現に神樹家の過去の当主達は何度も魔族と戦ってきたらしい・・・・・・・ ゆえに神樹家は魔族に狙われてきたらしい、なので、神樹家の者を守るための人達がいたらしい、だから、ウチにはやたらと強い使用人さんがいたんだなと思う。だが、その事件の起こった日はお盆で本来は神樹家を守るはずの使用人さんは3日だけ全員で夏休みをとっていた・・・・・・ するとその日、あの事件が起こってしまった・・・・・・
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