修行 ②

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ヤバイ・・・ 意識が・・・ と・・・ぶ・・・ 地面に落ちる前に俺は気絶してしまった・・・ ――一方、地上では―― 恵 「はぁ・・・蒼牙、 なにしてるんだろ・・・」 私と恵ちゃんはとても退屈していた・・・ 春ちゃんは今でも空を見上げ続けていた 桜 「・・・でも・・・ これって不味いよね?」 春ちゃんが頷き、恵ちゃんが怪訝そうな顔をする 恵 「なんで?」 はぁ・・・ この子は・・・ 春 「疑問を抱くことでもあるまい・・・ 蒼牙にしろ、師匠にしろ、 降りてこないからだ・・・ 勝敗が決しているなら、少なくとも どちらかは降りてこよう・・・ だが、どちらも降りてこない ということは・・・ 蒼牙は相当、苦戦を強いられている ということだ・・・」 普段、こんなに喋ることのない春ちゃんが説明をした すると、恵ちゃんは「なるほど」というように手をポンッと叩く 恵ちゃんは天然なのか・・・ バカなのか・・・ と私が考えていると 春 「・・・両方だと思うぞ・・・」 という春ちゃんの声 私は一瞬焦り、 この子は読心術でも得ているの? という疑問が浮かんだが、そんな些細な疑問は放っておいた すると突然・・・ 風の勢いが増した!! と思うと・・・ 暫くすれば風が収まった すると光壁のある辺りから黒い人の形をしたものが落ちてきた 桜 「2人とも・・・!!」 2人が私の顔を見て頷く 私たちは駆け出し、それが落下しそうな所に急行した
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