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修行
師「よぉー蒼牙、よく眠れたか?」
コイツは俺達に修行をつけてくれている。だから、俺達は師匠と呼んでいる。(俺は呼んでいないが・・・)
蒼(そういや師匠の名前ってなんなんだろう・・・フン、まぁ、そんなことはどうでもいい)
蒼「アンタには関係ないだろ・・・さっさと修行始めるぞ」
桜「ちょっと蒼牙、失礼だよ」
恵「そうだよ、蒼牙」
春「もう少し、マシな返事は出来ないのか?」
コイツらは俺と同じく師匠に修行をつけてもらっている
1人目は姫咲 桜(ヒメサキ サクラ)
2人目は 海原 恵(カイバラ メグミ)
3人目は 桃咲 春(モモサキ ハル)
この3人は俺の幼馴染みだが、この3人のうち、桜だけが唯一「あの日のこと」を知っている
桜はとても明るく、この3人のうちでは、一番強い
恵は桜の数倍は明るい。相当の天然だが、ムードメーカーである
春は口数は少ないし、喋り口調は男っぽいが、3人の中では一番頭がいい
蒼「お前達は黙ってればいい・・・・・・」
桜「何、その言い方?」
桜(相変わらず蒼牙は無口だなぁ・・・昔はもっと喋るヤツだったのになぁ・・・私、昔のアイツの方が好きだったなぁ・・・ハッ!!私、何言ってんの)
師「オイオイ、弟子同士で喧嘩すんなよ・・・さっさと修行始めるからさ」
蒼「フン、それで良いんだ・・・・・・」
3人(・・・暗いなぁ、蒼牙)
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