修行

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そう言うと蒼牙は走り出し、師匠との間合いを一気に詰めた 蒼(アイツは俺と同じで接近戦が得意だ・・・だからといって魔術でチマチマと攻撃するのは好きじゃない・・・・・・だったら接近戦で今日こそヤツに本気を出させてやる・・・どうせ、ヤツは真面目に戦うと言いながら本気を出さないのだから・・・・・・) 師「わざわざ、自分でやられに来るとはな・・・俺が接近戦が得意なの知ってんだろ?」 と言うと刀を抜いた すると蒼牙も刀を抜く 蒼「知ってるよ・・・でも、俺だって接近戦が得意なの知ってんだろ?」 師「そうだったな・・・やっぱりお前は俺に似てるよ」 蒼「アンタと一緒にするな!!」 師「そう言うなって、つれないな蒼牙ちゃんは」 蒼「ちゃん付けしてんじゃねぇよ!!」 そういうやりとりをしながら、刀で切りあう2人の後ろで魔術の詠唱をしながら太刀筋を見ているのは桜、春、恵の3人である 桜(改めて思うけど、師匠って凄いな・・・蒼牙は二刀で戦っているのに対して、師匠は一刀で戦っている・・・しかも、おされているどころか、むしろおしてる・・・・・・感心している場合じゃない!!詠唱に集中しないと!!)
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