地震の前日

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3月10日 東日本大震災前日 私(K)や友人(J)などの当時中学3年生の人々は、県立高校の合格発表の日だった。 Kの家で全てがダメなYを待っていた。 K『やばい!今日かよマジ落ちてたらどうしよう(泣)』 Y『落ちねぇよ!!』 S『まあKが受かったら受かるでしょ(笑)』 全てがダメなY『ゴメン!みんな遅れた(汗』 みんなが全てがダメなYを見る 全てがダメなY『そういえば、みんな受かってるって電話来たんだ』 みんな『よっしゃ!!』 K『けど念のため見に行こ』 みんな『行くか!!』 ‐‐‐8分後‐‐‐ K『着いた~俺の番号あるかな』 Y『あった!!』 S『あった!!』 K『よかった!あったよ』 Y『全てがダメなYあった?』 全てがダメなY『ない・・・・まあいいや俺は私立に行くわ』 瞳の奥に涙が見えた。 Y『一応俺らは先生に報告して来るね』 K『俺も行く』 S『俺は全てがダメなYと一緒にいるわ』 K、Y『わかった!また後で』 K『そういえば塾の先生にも報告しないと』 (トゥルルル、トゥルルル・・・ピ) K『もしもし、Kです!高校受かりました!!』 塾の先生『そうか、おめでとう!明日の2時に塾においで』 K『分かりました。』 Y『他の学校を受けたみんなは受かったのかな?』 K『わかんない!あ!先生(中学校の)受かりました!』 先生『おめでとう!そういえばJは受かったらしいけどRが落ちたらしい・・・』 K『合格はしたけど素直に喜べない・・・悲しいから今日遊ぶのもやめよ』 Y『わかった』 K『また今度遊ぼ』
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