そんな訳で

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「いやなんか不法侵入者があったからさ。困ったものさ」 「これっちなみじゃない?何やってるの?アンタ?」 「違うよ冷静に頭を冷やせな。お前気が動転してしまってるし。」 「変、何か変。おかしい」と後ずさりする。 「えっとほら、そんな怖がることないです。僕はユミナちゃんがよく知ってる男で、」 「もう絶対おかしいもん」 「ふへへへ…そんなこと言わないで下さいよぉ。傷つくから…ね?ケケっ」 そんななんやで二人とも始末されました。 危ない人には近付かない方がいいでしょう。 発狂、物狂、鬼 神に近しいそれらの存在は、口にこそ出されませんが。人の中にいます。 彼らは生け贄無しには現世に止まれないのです。 そういう具合に御座います。オホホフフフ…
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