巫女
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「天と地の神よりお告げを賜った」巫女のサフラミはこう告げると、深夜にも関わらず、王妃に面会を求めた。 「妃殿下、サフラミ様が御見えになりました。」 「お通ししなさい。」 青白い顔をしたサフラミが部屋に通されると王妃に膝まづき拝謁の礼を済まし、余程深刻な内容なのか人払いを要求した。 「妃殿下、人払いを」 「―下がりなさい。こんなに遅くに何事ですか?」
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