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「そう。じゃあお休みなさい」
メアは立ち上がって出て行く。
ドアを閉める時、こちらを覗いて、
「よい夢を」
と言って笑った。
僕の頭の中では、メアの話がぐるぐる回っていた。
……話していたメアの顔は、真剣だった。
本当に夢なのか。
パソコンの電源を切って寝る事にした。
夢にしては長い事は分かっている。
夢はレム睡眠時にしか見ない。
レム睡眠は確か一度に90分間しかなかったはずだ。
……夢の中で眠ったらどうなるんだろう。
布団の中でぼーっと考える間に、僕は眠っていた。
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