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誰が好きだとか、
誰と誰が付き合ってるだとか、
本当にくだらない。
所詮男なんて女の身体が目当てなだけ、
近くで何人もの女の子が泣きを見ている。
私は騙されない。
私は違う。
…だいたい何であの女なのよ、
ちょっと胸がでかくて、髪の毛クルクルに巻いてるだけじゃない!
私はあんな女より一途だし全然若いし、
頭も絶対良いわ!
……胸はちょっとだいぶ負けるけど…
あの女性格悪そうだしっ!
あ゛-ッもうとにかく!!
「何で私じゃ駄目なのよッッッッ!!!」
「……………」
静まる空気。
正常に蘇る頭。
目の前が明るくなった途端飛びこんだできたのは、
クラスの冷たい眼差しでした。
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