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誰が好きだとか、
誰と誰が付き合ってるだとか、
本当にくだらない。
所詮女なんて暇潰しの道具、
本気で好きになったほうが負けだ。
俺は騙されない。
俺は違う。
…そういえばこの前の合コンに来てた西高の子割りと可愛いかったな。
向こうも俺に好意持ってるっぽいし、
………あ、アド知らねぇや。
どうすっかな…俺から聞く？
いやいやありえないだろ……
そんな様な事を考えていたら
隣の席の女子が無造作に寝ていた身体を起こした。
(……何だどうした…？)
女子は虚ろな目で黒板を見詰めている。
(……たしかこいつ5組だったや…)
「何で私じゃ駄目なのよッッッッ！！！」
隣から発せられた大声に、
暫く俺の脳細胞は停止した。
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