プロローグ

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「イヤ~ネタ通じて良かったよ~」 そう言ってガキはやけになれなれしく話し掛けてきた。……ダンディな声で。 「おい、質問に答えてねぇぞ。天国でも地獄でも無かったらここは何処だよ?そしてなんでそんなに声ダンディなんだよ。見た目ガキなのに」 「声と姿が一致しないのは気にしないでくれ。質問に答えるとここは通過点だよ」 「気にするなって言われても…まぁいいや、それでなんだよ、通過点て?」 「死んだ人はここで何処に行くか決められるんだ」                「ふ~んそうなんだ~」 「アレ?普通の人は自分の死やここの事を知ってテンパるんだけと…」 「死んじまった記憶があるからテンパるもクソもねーだろが。…で、俺はこれからどうなるんだよ?」 女の子助けなかったから多分地獄だろうな… 「君には異世界に行ってもらう」 ぶるあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
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