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「はぁ・・・はぁ・・・」
路地裏を走り続け、かなり遠くまで走ってきた。
この辺りの路地裏は迷路のようになっていて、長年通っているオレには庭のようなもんだが、素人が迷い込んだら中々出口にたどり着けないだろう。
それにしてもやばいことになった。
「あのキザ野朗覚えてろよ!」
ブン
「!」
目の前に何かが飛んできた。
もしここで止まらなければ間違いなく直撃していたであろう場所にである。
「なんなんだよ!これ!」
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