1人が本棚に入れています
本棚に追加
「フハハハハ。貴様の考えている事が私にはさっぱり分からん。殺される理由が欲しいのか?」
違うのか?もしかするとさっきの怖いお兄さん方とは全く関係がないのかもしれない。
でないとこの訳の分からない格好も納得がいく。
「ああ。オレはあんたを知らないし。オレはあんたに殺される理由なんてない!」
カチャ
「!」
腰に刺していた剣がオレの方に向けられる。目で追えなかった。
「本当に何も知らないのだな。強き者がいると思って来てみたが・・・残念だ。興が冷めた。死ね」
無情なる声、納得の行かない言葉、何もできないという虚無感がオレを襲う。
最初のコメントを投稿しよう!