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「じゃオレは一体どんなバグが使えるんだ?」
「分からない・・・」
「は!?じゃ何でオレをバグなんて決め付けてんだよ!」
「あんたがバグであることは間違いない。これを見てくれ」
懐から携帯のような機械を取り出して見せてきた。
モニターに133という数字が書かれていた。
「バグを使用した時に出るエネルギーというか波動というものをモンスターはキャッチして動くんだ。だからモンスターの中にあるその波動をキャッチする機関を集めて作られた機械がこれだ」
「へーでこれどうやって見るの?この133ってのは何?」
「これはお前が発したバグの度合いだ。ついでに言わせてもらうとこれはかなり強力な力だ。瞬間計測だから分からないが、俺の能力を使った時に出るバグの度合いは平均25だ」
えっと桁が違うような・・・
「オレがいつそんな力を発したんだ!?」
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