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「お前は2回力を発している。一回目はチェスをしている時、数値は109。2回目はあの女と話していると時、数値は132。因みに50を超える力の発生は微弱だが人も感知できる」
2回も?あの悪寒がそうなのか?だけどオレは何もしていないぞ?
「話しを続けるぞ?はっきり言わせてもらうお前の数値の大きさは異常だ。平常時でさえ30ぐらいのバグの波動を感じる」
「うそだろ!?じゃ何故今までオレはモンスターに狙われなかったんだ?」
「鈴さんのおかげだよ」
鈴が?鈴がオレを守ってたって事か?たしかこいつはオレを監視していたと言っていたがそれと何か関係があるのか?
「じゃ、じゃあもしかして鈴もその・・・バグなのか?」
「ああその通りだ。鈴さんは優しすぎるバグだ」
違うと言って欲しかった。だがそんな甘い現実などあるはずもなく無情にもバグという事実だけを突きつけられた。
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