Interstice world

ドリフ

ドリフは他の人々とは異なり、元の世界での記憶・潤沢な魂・確固たる自我と欲望を持っており、なによりも『シンクロ』と呼ばれる強力な力も持っていた。

自身の魂を操る力を持つ彼らは、イービルと同じように他者の魂を吸収し己の糧とすることができ、やはりイービルと同じような渇きを持っていた。

そしてその渇きは紛れもなく魂の飢えを意味し、魂の補給を行なわなければドリフはただの人となり、一般人と同じこの世界の住人と成り下がってしまう。
中には一般人や同じドリフを襲い、魂を奪うイービルとなんら変わらぬ存在へと堕ちる者もいた。

彼らは『始まりの街』に存在する『門』と名づけられたホテルに出現し、『支配人』を名乗る者達によりイービル討伐の斡旋を受け、イービルの魂を吸収しながら元の世界へと帰還する術を模索していた。

しかし帰還の手段を見つけることは困難を極め、多くのドリフは希望を捨てこの世界に骨を埋める選択をしているのが現実である。

PLはこの世界で生活するドリフの一人となってもらいます。