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僕はミクにネギ入り味噌汁とご飯を渡した。 僕の家は裕福では無い。 僕一人でも生活が厳しい状態だ。 そんな中で僕はミクと暮らす事にした。 歌って欲しい歌があるんだ…。 ただ、それだけ…。 僕の大好きな歌 「メルト」 だ。 ミクは嬉しそうにネギ入り味噌汁とご飯を食べていた。 それだけで僕は優越感に浸っていた。 ミクに僕は 「いっぱい我慢したんだね。僕には、我慢しなくて良いよ。良かった僕に話してごらん。」 ミクは又泣き出した。 大粒の涙を出しながら…。 「みっ…ミクのマっスターは優しい方でした。でも、生活は物凄く酷いものでした。」 ミクの話しを僕は真剣に聞いていた。
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