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キミのことをもっと知りたくて…でも接点なんてないし、ましてや学年も違う。僕は高校3年生で、キミは高校1年生。たまに廊下ですれ違ったり、登下校中に友達と笑いあっているキミを見つけては、ラッキー…なんて。
「おーい!龍太郎行こうぜぇ」
「おぅ!」
あ、龍太郎って名前なんだ。
「なんで巨人負けるんだよー」
野球が好きで、巨人ファン。
「お前学年の姫をフルなんてもったいねぇ」
「俺女の子興味ねぇし」
女の子からモテて、でも恋とかそういうのは興味ないみたい。
こんな何気ない毎日が僕にとってはすごく楽しくて、いつの間にか学校に行くのが楽しみになった。
つまらなかった毎日を君が変えてくれた。
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