キスの魔法

3/6

80人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
  休憩時間になりみんなその場に座りこんでいく。俺は少し離れた場所に座りこみ、腫れ上がった足を見る。 「いってぇ…」 自分にしか聞こえないように嘆いた……つもりだった。 「どこが痛いの?」 「……えっ」 いきなり俺の顔を覗き込んでくる知念くん。顔近すぎだし。俺、今絶対顔真っ赤だわ。 「あーあ、やっぱりね。」 「………っ」 めくり上げられるズボン。 うわ…、こりゃ重傷だわ。なんて言いながら俺の腫れ上がった足を見ている知念くん。  
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

80人が本棚に入れています
本棚に追加