深紅 -Scarlet-
1/3
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/
3ページ
深紅 -Scarlet-
「葵くん・・・」 小さな窓から見えるのは、少しかけた不完全な月だけ。 少女の顔をつたった涙が落ち、冷たいコンクリートに小さなしみをつけた。 「葵くんに・・・会いたい・・・」 ゆらりと立ち上がり、窓に手をのばす。 「葵くん・・・葵くん!葵くん!葵に会わせて!」 また、静かな夜に、少女の泣き叫ぶ声が響いた。
/
3ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
0
スターで応援
0
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!