プロローグ

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気がつけばいつも一人だった。 信じることもなにもない。 生きるのをなんとなくしているようだった。 毎日うざくてだらだらしていた。 本を読んだり古都にいくことしか楽しみがなかった。 一昨年事故で声を失った。 それでか声を出そうとしなかった。 一人丘の上の小さな神社で町を見渡していた。 その時地震が起きた。 いつものことだから気にしなかった。 だけど地面に歪みでできた亀裂に由来は落ちてしまった。
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