あの日の4人

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廊下に立たされた次の日。今日はこれからの人生に大きな影響を与えるであろうグループ作成の日である。 グループとは敵と戦うためのチームのことで、原則的に最初に決まったメンバーが変わることはない。 もちろん1人で戦うのもありだが仲間と戦った方が安全かつ確実に敵を倒せる。 安全面を考え、ハインズは必ずグループを作るようにしている。 ハインズ「さて、諸君等ももう12歳じゃ。そこでこれからグループを作りたいと思う。グループはこれから仲間として…」 優「前置きいいからとっとと分けようぜ」 灯夜「早く帰って寝てー」 明日希「グループとかどーでもえぇやん。俺ホンマ早よ修業したいねん」 ハインズ「おまえらは黙っておれ!」 優を注意した後、はぁ、とため息を一つついてハインズは話を続けた。 ハインズ「とにかく、今からグループを作る。とりあえずそこの幼なじみ4人組。お主らは決定じゃ」 ひかり「え!?」 凛々「まぁそーだろーねー」 アイリス「ひかりちゃん、3人と仲、いいですからね」 ひかり「ちょっ…光輝はいいとして、なんで優と零まで!」 零「いちいちうっせ~なぁこいつは…」 零は小声で言ったのだが、どうやらひかりには聞こえていたようで、零を睨むなり攻撃体勢に入った。零は半ギレのひかりにほっぺたをぐいぐいひっぱられ、優はそれを止めようとして蹴られ、光輝は全く関心がないようでひたすら勉強している。 ひかり「絶対イヤ!」 本当にこの先やっていけるのかどうか不安のつのるグループである。
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