都合のいい夢

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久しぶりに純の夢を見た。 とても都合のいい夢で、目が覚めたときに泣いていた事に気がついた。 夢の中の純はやさしくて、暖かかった。 もう感じれないぬくもり。 そんな夢をみたのも昨日の写真のせいだ。 引っ越す前の卒業式の写真。 おせっかいな友人が別れたのも知らずに送ってきたものだ。 写真のなかの私たちは仲良く並んで写っている。 この時は純の本心も知らなかった。
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