都合のいい夢

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当時、私には親友がいた。 美紀は明るく誰にでもすぐ仲良くなれるタイプの子で、私はと言うと臆病で、困った事があるとすぐに彼女に相談をしていた。 相談すると、いつも笑顔で彼女は私の心を軽くしてくれた。 純を好きになったときもすぐに彼女に相談した。 「おめでとう!!」 付き合いだしたときに真っ先にお祝いをしてくれたのも彼女だった。 当時彼女にも、彼氏がいて、グループデートでもしようねなんて笑いあっていた。
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