鳴らない電話
3/5
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
122人が本棚に入れています
本棚に追加
/
143ページ
「ねぇ、夜。寂しくないの?」 当たり前だと言うように凛とした顔で夜は月を見ていた。 無意識にポケットの電話をつかんでいた。 寂しいのは私なんだ。 引っ越す前には、恋人も親友もいた。 電話は毎日私を呼んでいた。 待つことなんかなかった。 別れた恋人を忘れられない私はいつも寂しい。 新しい学校でも未だに人に打ち解けれずにいた。
/
143ページ
最初のコメントを投稿しよう!
122人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
3(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!