プロローグ ~オーズ~

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映司「この街に来るのは、あの事件以来だな~」 アンク「おい映司!遊びに来たんじゃないぞ!」 映司「分かってるよ!ヤバい力を感じたんだろ?」 アンク「ああ…グリードともヤミーとも違う感じだが、この力…桁違いだ。」 映司「…そんな力が、もし悪の物なら、放っておく訳にはいかない…!」 アンク「…ん?」 映司「どうした?アンク。」 アンク「…この感じ…お前か、カザリ。」 映司達の後ろから、グリードの一人、カザリが現れる。 映司「カ、カザリ!」 カザリ「オーズにアンク…やっぱり来てたんだね。」 アンク「ハッ、お前も強大な力に魅かれて来たのか?」 カザリ「まぁね。…でも、もうこの力に用は無いよ。」 映司「どういう事だ!?」 カザリ「そこからは自分で考えるんだね…じゃ、近い内に君の持つ僕のコアメダルも返してもらうからね。」 カザリは姿を消す。 アンク「…あいつが興味を無くしたって事は、俺にも得は無さそうだな…帰るぞ、映司。」 映司「ええっ!?な、何言ってるんだよ!その力を確かめなきゃ!」 アンク「時間の無駄だな…俺に得があるって保証があるのか?」 映司「そ、それは…」 アンク「ほらな?さっさと帰るぞ。」 映司「ア、アイスクリーム!」 アンク「あ?アイスクリーム一年分なら、前に約束しただろ?」 映司「さらに一年分追加だ!これでどうだ!?」 アンク「…しょうがない、乗った。」 映司「よし!じゃあ早速行こう!」 二人は、風都内を探索する。
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