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…とある世界…
士「ふぅ~」
仮面ライダーディケイドこと門矢士は、写真館でコーヒーを飲んでいた。
夏海「士君!のんびりコーヒーを飲んでなんかいないで、早く次の世界へ向かいましょう!」
士「まぁ待て夏みかん、急ぎすぎはよく無いぞ?」
夏海「士君がゆっくりすぎるんですよ!もう五日間はこの世界で居てるじゃないですか!」
ユウスケ「…確かに。」
士はコーヒーを飲み終わる。
士「仕方ねぇな、ちょっと外の空気を吸ってくる。それが終わったら、次の世界に行くぞ。」
夏海「…しょうがないですねぇ…」
士は外に出る。
士「…ふうっ…」
?「…見つけたぞ。」
士の後ろから、声が聞こえる。
士「あん?誰だお前…!」
士は絶句した。…無理もない、振り返った士が見たのは、自分のもう一つの姿、仮面ライダーディケイドだったのだから…
士「ディケイド…だと!?」
ディケイド「そうだ、ディケイドだ。」
士「ふざけるな!仮面ライダーディケイドは俺だ。お前…何者だ!」
ディケイド「…確かに、仮面ライダーディケイドはお前だ。…俺は仮面ライダーの破壊者、ディケイド…」
士「仮面ライダーの破壊者…ディケイドだと…!?」
ディケイド「…その通りだ。仮面ライダーがこのまま存在し続ければ、いずれ世界は破壊される…なら、その仮面ライダーを破壊するだけだ。」
士「…じゃあ、俺はお前を破壊する…仮面ライダーとしてな!」
士はディケイドライバーを装着する。
士「変身!」
(カメンライド ディケイド)
士は仮面ライダーディケイドに変身した。
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