108人が本棚に入れています
本棚に追加
暗い世界の中私はひたすら走り続けていた。
「…っ」
「ほら、立ち止まると」
後ろを振り返ると私の影がそれぞれよく似た武器を手にしていた。
「…はぁ、はぁ…っくそ!」
息を切らしまた走る。
なんで私走ってるのかな
どうしてなんだ
「見つけたいんでしょう?私を」
「…のつもりよ、くそっ」
でも息が持たないわ
こうなったらと思い
くるっと後ろを振り向き影たちに
顔を向ける。
「こうなったら、立ち向かうまでよ」
そう言いながら
相手に立ち向かっていく。
最初のコメントを投稿しよう!