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武器、私、愛
「―っ!」
私はなんで戦ってるだ
そうだ
私が私であるためだわ
「ほら、逃げてばかりじゃ私を倒せないわよ」
「わかってるわよ!!」
けれど私を消すと言うだけあって
なかなか近寄れない。
「っくそ!」
「良い顔ね、まだまだよ」
武器が飛び交う。
私もよけつつ相手に攻撃を与える。
けれど私だけあってなかなか当たらない。
「…言ったでしょ?私はアナタ、だから倒せないわよ」
「んなの、やってみないと分からないでしょ!」
くそっ何で当たらない
イライラするわ
「…でも、アナタはわかってない」
その言葉をいった瞬間私の頬にチクリと地味な痛みが走る。
「…!」
【誰も愛してくれない】
【私は誰を愛したらいいの?】
【私?私を愛せ?出来ないよ、私は愛を知らないもん】
「止めろぉ!」
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