異世界への(強制)旅立ち

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――能力上昇、潜在能力開花を確認。試験を開始します。 ん…。ここはどこだ? 気がつくとそこは薄暗く正体もわからない獣の声が響く森の中だった。 まじかよ…。勝手に試験参加決めるとか勘弁してくれよw あのくそ天『誰がくそ天使ですか!』 ビクッ 振り返ると…やつがいた。 ちょっ…記憶消されてさよーなら!じゃないの!? 『私が与えた能力や潜在能力の説明があるんです! なんなら今からでも能力消して素の状態で旅させますけど?』 ものすごい笑顔で言ってくる。 こわい。こわすぎるよ! 「……すいませんでしたっ!」 こんなとこでただの人間が歩いてたら3秒で死ねるだろう。 『よろしい。では説明を… まず、身体能力向上・魔力向上。そして、私の能力である知識の泉を付加しました。』 「身体能力とかはわかるけど、知識の泉ってなんだ?」 『知識の泉は、見たものの名前などあらゆる情報が湧き出てくる能力です。 詳細は後で試しに使ってみるほうが早いでしょう。』 おお。便利そうだな。異世界だとなにかと分からないものとか多そうだし。 『そしてあなたの潜在能力ですが、《想造》でした』 そうぞう??妄想なら得意だけどもwww
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