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20世紀初頭…
人類は欲望のままに、同じ人類同士で争い続けていた。
少しでも、己の権力が届く範囲を拡げるために――。
―――太平洋上空
アメリカ軍の兵士が、戦闘機に乗り太平洋上空を飛行していた。
{Hey,Frank!Look!
(おい、フランク!見ろ!)}
{What happened, Harry?Oh,what's that?!
...The bird?
(どうした、ハリー?
うわっ、何だあれは!?
……鳥か?)}
{No,it is larger than the bird.
That's a Monster...!
(いや、鳥よりも大きい。あれは…
怪物だ…!!)}
{It came towards us or not?
(あの怪物、こっちに向かってきてないか?)}
{Try to avoid rush! Otherwise we might crash!
(急いで回避しよう、
さもないと墜落するかもしれない!)}
突如現れた鳥の姿をした怪物。
兵士達は前方から迫ってくるそれを避けようと試みる。
機体を上に傾け、高度を上げる。
額と手のひらには汗がにじむ。
しかし…
{How fast it is!
(なんて速いんだ!)}
{Oh,no!Can not avoid!
(ダメだ、避けきれない!!)}
2機の戦闘機は謎の怪物に衝突。
機体の中にけたたましく鳴り響く警報音。
{Oh,no!Became unable to control the plane!
(大変だ、機体を制御できなくなった!)}
{The altitude is incrasing steadily,at this rate we will be into clouds!
(高度がどんどん上昇してる、このままだと雲の中に突っ込むぞ!)}
制御不能に陥った機体はそのまま上昇を続け…
雲の中に消えた。
……
{You Okay,Frank?
(大丈夫か、フランク?)}
{Yeah. But...We are on the clouds now,aren't we?
(あぁ、だが…
俺たちは今、雲の上にいるはずだよな?)}
ハリーとフランクは飛行機を降り、"立った"。
「Then,why can we "Stand" on the cloud?
(それなら、なんで俺たちは雲の上に"立てる"んだ?)」
「I can not believe my own eyes...
Why is there an island above the clouds?
(俺は目を疑うよ…
なんで雲の上に島があるんだよ?)」
「「Here on earth...?
(ここはいったい…?)」」
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